ThinkPad Edge E145が登場 AMD Kabini搭載の低価格モバイル

ThinkPad Edge E145が、直販のレノボショッピング限定で販売開始されました。 旧モデルのEdge E135が2012年の9月に販売されていますから、約1年程度で新モデルが出た事になります。

Edge E145は数字が5で終わっているのを見ればわかるとおり、AMDのAPUを搭載するモデル。

Kabiniという開発コードネームで呼ばれてきたAPU「E1-2500」や「A4-5000」を搭載するノートPCで、本体カラーはミッドナイト・ブラックやヒートウェーブ・レッド、アークティック・ブルーの3色で展開されるのだとか。

液晶は11.6型HD(1366 x 768)でノングレア。




サイズは287×212×21.7~23mm(幅×奥行き×高さ)で重量は約1.54kgと、従来製品と全く変わっておらず、同じ筐体を使用しているのだと思われます。


イメージ画像(実際は標準構成では日本語キーボードが搭載されます)

見た目は同じであっても、今回Edge E145に搭載されているKabiniは、従来のBrazosと比べて様々な部分で性能アップしながらも消費電力は抑えられており、性能的には確実にアップしていると思われます。

グラフィック性能が高めな所もこのAPUを搭載するモデルのメリットで、E1-2500はRadeon HD 8240を内蔵、A4-5000はRadeon HD 8330を内蔵。

A4-5000搭載ノートのベンチ結果等がネット上に多く掲載されているようですが、見ていると負荷がそれ程高くないPCゲーム程度であれば、描画設定等を下げれば普通に遊べるくらいの性能は持ち合わせているようです。

バッテリ駆動時間は6セルバッテリー搭載で約8時間。実測値がどの程度になるのかはわかりませんが、数字通りだとすれば外出時に何度か作業を行ったとしても、一日十分に使える位の電力の持ちは実現していると言えます。


価格はAMD E1-2500やメモリ2GB、320GB HDD搭載のエントリーパッケージで¥44,940(税込)~、同じAPUでメモリを4GBに、500GB HDDを搭載したバリューパッケージが¥49,980(税込)~、A4-5000やメモリ4GB、500GB HDDを搭載したハイパフォーマンスパッケージが¥54,810(税込)~。

カスタマイズでメモリのアップグレードや、Windows 7等も選択できるようになっています。

ゲームをするような性能を期待される方はいないかと思いますが、E145のような低価格なノートであっても、ある程度の性能は見込めるだろうという所は魅力的。日常行うような作業であれば快適に使えるのではないかと思います。

なお、SSDモデルなどはありませんが、従来と筺体が全く同じであれば、底面カバーを開く事ができるはずです。確認していないので何とも言えませんが、換装等できればより使い勝手の良いノートになりそうです。




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