ThinkPad E450 と E550 が発売開始 トラックパッドのボタンが復活

レノボ・ジャパンより、ThinkPad Eシリーズの新製品「ThinkPad E450」と「ThinkPad E550」が登場しました。

最新の第5世代Coreプロセッサを搭載した14型と15.6型のノートPCで、カラーはアルミナ・ブラック。よくわからないカラーですが、旧モデルと同じようなデザインだと考えて良いと思います。

筺体の特徴は、E450に関しては光学ドライブなしで筐体が薄く、また1.8kgとかなり軽くなった事、またE450もE550もトラックパッドのボタンが復活し、かつ最大フルHDの液晶をラインアップするなど、内容は悪くないです。





目を惹く特徴としては、バッテリ駆動時間が大幅に伸びている部分などがあげられます。
構成にもよりますが、仕様によるとE450は最大約18時間、E550は約16時間と、旧製品の倍か倍以上には伸びているようです。

バッテリの容量は不明ですが、旧モデルには標準電圧版のCPUが搭載されていたのに対し、新モデルには低電圧版のCPUが搭載されるなど、プロセッサの省電力化が大きいのでしょう。

CPUのクロックなどを考えると性能は向上していないかもしれませんが、バッテリの持ちが良くなったという点では使いやすいと思います。(据え置き利用では、バッテリ云々よりも性能の方が重要かもしれませんが)

ThinkPad E450の特徴

・OSはWindows 8.1他、CPUは第5世代と第4世代のCoreプロセッサ他
・液晶は14型HD非光沢、またはフルHD非光沢
・最大16GBメモリ
・ストレージはHDD、SSHD、SSD
・GPUは最大Radeon R5 M240
・バッテリは最大約18時間
・光学ドライブはなし
・テンキーはなし
・重さ約1.81kg

ThinkPad E550の特徴

・OSはWindows 8.1他、CPUは第5世代と第4世代のCoreプロセッサ他
・液晶は15.6型HD非光沢、またはフルHD非光沢
・メモリは最大16GB、
・ストレージはHDD、SSHD、SSD
・GPUは最大Radeon R7グラフィックス
・バッテリは最大約16時間
・光学ドライブあり
・テンキーあり
・重さは約 2.35kg


E450は軽く薄くなった代わりに、光学ドライブがなくなりました。
私自身は光学ドライブは不要派(使う時は外付けのドライブを利用する)なので、これは良いと思います。

光学ドライブやテンキーが必要な方は、E550を選択しましょう。

CPUに関しては、低電圧版に変わってしまった事をやや残念に思う方もいるかもしれません。現在まだ標準電圧版のCPUを搭載したE440やE540が販売されていますので、前モデルの方がよかったという方はそちらを購入すると良いでしょう。

ただ、E440やE540にはトラックパッドのボタンはありません。





英語版のE450 かなり薄くなったのとトラックパッドのボタンが復活しています


E450を前から


ThinkPad E550 こちらは光学ドライブやテンキーを搭載


背面から見たE550 デザインは大きくは変わっていないようです


構成の好みにもよりますが、総合的にみると前モデルよりも内容はよくなっているのではないでしょうか。

液晶の質は実物を見てみない事にはわかりませんが、特にIPSパネルなどは提供されておらず、前のモデルとあまり変わらないのではないかなどと考えています。

機会があれば、量販店などで販売されているモデルをチェックしてみたいと思います。




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