AMDのAPUを載せた ThinkPad Edge E135 が登場 3万円台の価格は魅力

9月25日、レノボより AMDのプロセッサを搭載した ThinkPad Edge E135が販売開始されました。

Edge シリーズでは型番の末尾に「5」が付くものはAMDを搭載しており、今回のモデルはE130にAMDのAPUを載せたバージョンというわけです。

もともと全体的に価格低めのEdge シリーズではありますが、今回のE135はこれまでにない価格の低さ(下位モデルだとなんと3万円台前半)を実現。

価格の低さゆえに、特にノートPCが必要でなくてもサブノートPCとして購入を検討される方はおられるのではないでしょうか。




構成は、下位モデルがE-300という昨年の夏に出たAPUを利用しており、上位モデルが今年の中頃に出たE2-1800を搭載。それぞれRadeon HD 6310、Radeon HD 7340を搭載しており、グラフィック性能は若干高めだと思われます。

私はE2-1800の下位であるE1-1200を搭載したモバイルノートを少し前に使っていたのですが、そちらは作業内容によっては若干動作が鈍くなることもあるものの、軽めのPCゲーム程度であれば普通に動くなど、製品の値段等を考えると十分だと思われるパフォーマンスを実現していました。

今回のEdge E135は下位モデルが32,970円~、上位モデルが39,900円~という驚きの価格で販売されており、もちろんただ安いだけでなくそれなりに使えるはずなので、ネットやメール、動画閲覧程度の用途であればもうこれで十分ではないかと感じます。

(各社の値下げ合戦もここまで来るともう下げようがない・・と思われる位のコストパフォーマンスで、これで利益が出るのだろうか?と思ったり・・)

タブレットが以前にもまして安く、しかも安くても性能が高くなってきたので、簡単な用途のノートPCだとそのくらいの値段でないともう売れないのかもしれません。

ちなみに筐体は幅287mm、奥行き212mm、高さ21.7~23mmで、重量は約1.54kgとEdge E130と変わらず、インターフェースの内容も同じ。カラーもE130と同じ3色展開(ヒートウェーブレッド、ミッドナイトブラック、アークティックブルー)。さらに駆動時間もE130と同じく長めなため、モバイル時の利用に便利です。

安くてそこそこ使えるモバイルノートをお探しの方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。


なお、個人的には下位モデルを購入し、容量120GBくらいの安いSSD(今SSDは非常に安価)を自分で入れれば、4万円以下でそこそこ高速なノートPCになるのでは・・と妄想したりします。CPUをアップグレードするよりもストレージをSSDに換えた方がパフォーマンスは目に見えて変わるはずです。

Edge E130もE135も底面カバーを開く事が出来るようになっているため、換装等は簡単に行えると思います。




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