ThinkPad Edge E520 レビュー 外観編

ThinkPad Edge E520 は、15.6インチの液晶を採用する Edgeシリーズでは最もサイズの大きなノートPC。

先の記事に掲載した14インチの ThinkPad Edge E420と内容は殆ど変わりませんが、サイズが大きめな事より、キーボードにテンキーを搭載します。

以下では、そのようなEdge E520の外観について詳しく解説してみました。






トップパネルはミッドナイトブラック。

カラーバリエーションはEdge E420と同じで、ヒートウェーブレッドとミッドナイトブラックをラインアップしています。

このThinkPad Edge E520のブラックのパネルは、従来からのThinkPadの筐体の色や質感ととても似ていますが素材は異なっており、Edge E520の方がややつるっとした感触です。




側面のインターフェースをみてみます。

左側面にはVGAポート、USB2.0ポート、eSATAとUSBのコンボポート、HDMIポート、マイクとヘッドフォンのコンボポート、SDカードスロットを搭載しています。

そして右側面にはExpressカードスロット、Powered USBポート、光学ドライブ、ACコネクター、セキュリティスロットを搭載。USB3.0ポートなどは搭載されていないのですが、USBポートの数は多いです。




背面には左の方にLANポートを搭載。
中央はバッテリーです。

マシンの前面には何もありません。(前面下側にステレオスピーカーが配置されている以外は)




Edge E520の全体写真。

液晶は15.6インチワイド(1366 x 768ドット)で、ノングレアです。サイズの割には液晶解像度が低めですが、小さな文字を好まない方もおられるので一概に悪いとは言えません。




採用しているキーボードはEdge E420などと同じですが、右側にテンキーを搭載しています。

キーの型はアイソレーションタイプ。キートップが中央にかけて凹んでおり、キーを押した際の指へのなじみが良いです。(=指が疲れにくい)

なお、このモデルに限った事ではなく個人的に思う事ですが、右側にテンキーが配置されるとどうしてもキーを打つときやタッチパッド操作時に体が左寄りになります。

長時間マシンを操作する場合に、マシンに向かって常に体が左に寄った状態だと、バランスが悪く疲れやすく感じてしまう為、私はテンキーを搭載したマシンはあまり好きではありません。

ですが、テンキーを多用される方であれば、E520のキーボードは便利だと思います。




タッチパッドも、Edge E420と同じで使い易い分離型のパッドを搭載しています。

トラックポイントが付いているので、不要とされる方も多いとは思いますが、使う方には便利で使い易いタッチパッドです。

指紋などが目立ち難い素材であるのも長所です。




マシンの底にあるパネル内部のパーツの様子。

底のパネルからは、メモリやHDD,無線LANのモジュール、内蔵電池などのメンテナンスを行なう事ができます。

その他のパーツに関してはキーボードを外して・・と面倒な作業になりますが、大抵の事は底のパネルから行なえます。





他のThinkPadと違う部分もありますが、総合して扱いやすい筐体を持ったモデルだと思います。
E520は特に画面の領域を確保したい、テンキーが欲しいという方に便利なマシンです。





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