Edge E420 の「ファンクションキー」や「Ctrl/Fnキー」の動作をBIOSよりカスタマイズする

ThinkPad Edge E420だけではなく、Edgeシリーズ全般に共通する事ですが、ThinkPad Edge E420の上段に配置されたファンクションキーには、更新や全角半角切り替えといった通常の機能ではなく、無線のオンオフや画面の輝度調整など、頻繁に使用されるであろう機能が動作するように設定されています。

本来の機能が使えないというわけではないのですが、本来のファンクションキーの機能を使うにはFn+ファンクションキーといった操作を行なわなくてはなりません。

単純な操作ですが、頻繁にファンクションキーの機能を利用する場合には面倒なものです。

というわけで以下では、本来の機能に戻す方法を解説しています。
ファンクションキーの他、FnキーとCtrlキーの機能入れ替えについても触れています。







まず、マシンを起動させてF1ボタンを押します。
Windowsのロゴが見え始める前に、ボタンを押してください。

ボタンを押すとBIOSのセットアップメニューが表示されるので・・

MainメニューからConfigメニューへカーソルを移動させ、さらにKeyboard/Mouseにカーソルを移動させます。




Keyboard/Mouseのセットアップ画面を開いたら、Chasge to ”F1-F12 Keys”の「Default」という値を・・




「Legacy」に変更します。(値の変更は +や-ボタンで行なえます。画面の下部に操作方法が表示されていると思います)




変更後はその変更を保存し、BIOSを終了。
マシン起動後は、従来のファンクションキーの機能に入れ替わっているはずです。

なお、割り当てられていた無線のオンオフや輝度調整などの機能は、Fnとファンクションキーとの組み合わせで利用する事ができます。





キーのカスタマイズについてもう1点。

ThinkPad全般に言える事なのですが、ThinkPadのキーボード左下に配置のFnキーやCtrlキーは、一般的なPCのキーボードとは逆位置に配置されています。

私などはThinkPadのキーボードの配置に慣れているため、逆に一般的なキーボードの配置に若干違和感を感じるのですが、ThinkPadのキーボードに慣れていない方がEdgeのキーボードを利用される場合、やや使いにくさを覚えるかもしれません。

これらFnキーやCtrlキーの動作は簡単にBIOSより入れ替える事が出来ますので、使い難い場合は入れ替えると良いでしょう。



先程の「Keyboard/Mouse」のメニューにある、「Fn and Ctrl Key swapの」値を「Disabled」から「Enable」に変更します。
その後、普通にOSを起動させれば、FnとCtrlキーの動作が入れ替わっているはずです。

BIOSはバージョンによって多少メニューが変わりますので、掲載写真とは内容が多少違う事があるかもしれませんが、基本的な設定内容に関してはさほど変わることはありませんので、Edge E420以外のモデルのキーカスタマイズに関しても参考にしていただけると思います。




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