ThinkPad Edge 11”の外観を詳しく解説&レビュー先の記事に続き、ThinkPad Edge 11”のレビューです。 今回掲載のモデルは、インテルのCPUを搭載するミッドナイト・ブラックカラートップパネルを持つモデル。 以前のモデルはトップパネルに光沢のあるものと無いものがラインアップされていましたが、記事に掲載しているマシンは非光沢のトップパネルを採用したものです。 以下、その外観の解説です。
過去のEdgeシリーズに採用されていたデザインは、現行のEdgeシリーズに採用されているデザインとは異なります。 提供されているカラーは「ミッドナイトブラック」や「ヒートウェーブレッド」で現在と変わりませんが、どちらのカラーも色味がやや異なります。 トップパネルの隅にThinkPadのロゴが入っている部分は変わりません。
Edge 11”の左側にはセキュリティスロット、排熱口、HDMIポート、USB2.0ポート、LANポート、オーディオ端子(ヘッドフォン、マイク)のコンボポートが並びます。 マシン稼動時、負荷をかけると排熱口入り口が結構熱くなります。
Edge 11”の右側にはメディアカードスロット、PoweredUSB(USB2.0)ポート、USB2.0ポート。 とても小さな事ですが、2つのUSBポートが間を空けて設けられているのは、結構使い勝手が良かったりします。(USB端子同士が近いと、接続する機器等によっては互いに干渉してしまうものがあるため)
前面はなにもなし。
液晶は11.6インチワイドHD(1366×768)の光沢パネルを搭載。 個人的にはPCは仕事で使用する道具なので、光沢液晶はあまり好きではありません。 ですが、ThinkPad Edge 11”は発売当初、液晶には光沢パネルしか用意されていなかったため、選択の余地がありませんでした。(後に非光沢パネルも追加されました) まあでも、画面が明るいので思っていたほど映りこみなどは気になりません。
画面の上には約30万画素のウェブカメラを搭載しています。 普段ウェブカメラを使用する事が無い為、このEdge 11”のカメラは殆ど使った事がありません。
lenovoのロゴ。
キーボード。 大まかには現行のモデルのキーボードと変わっていないのですが、現行のキーボードはキーの配列などが若干改良されており、搭載位置が変わったキーがあります。(PrtScキーなど) 使いやすさは変わりません。
ThinkPadのキーボードの良いところは、アイソレートキーボードにも引き継がれています。 どちらかというと、一般的なアイソレートキーボードはキートップがフラットな形状となったものが多いように思うのですが、Edgeシリーズのアイソレートキーボードはキーが若干中央にかけて窪んでおり、指に馴染みやすくなっています。 また、キーストロークの感触も、以前からあるThinkPadキーボードに近づけて設計されており、長く打っていても指が疲れ難いという特徴を持ちます。打ちなれると癖になるキーボードです。
カーソルキー左右に配置されたPgDnなどのキーも、カーソルキーと差別化するために形状や高さが異なるよう設計されています。 最近のモデル・・具体的にかくとEdge E220sやThinkPad X121eなどは、このPgUpやPgDnの部分がカーソルキーと同じ形状・高さとなっており、カーソルキーを打つ際に誤ってPgUpといったキーを打ってしまいそうになります。 この辺はあまり変えず、使い易いキーボードを維持して欲しいです。
ファンクションキー部分を押すと、無線のオンオフや画面の輝度の調整などが行なえます。
タッチパッドは分離型。 最近、一体型のパッドが増えているのが残念なのですが、ThinkPadではタッチパッドを使わない(トラックポイント利用)と言うユーザーも少なくない事を考えると、あまり重視する部分でもないのかもしれません。
当然ですが、トラックポイントも搭載です。
Edge 11”を側面から。 ※ 写真はバッテリー部分が出っ張っている為、180度まで開く事が出来ていませんが、バッテリーを小さなものに付け替えれば開きます。
Edge 11”の底面です。 外観は以上です。 引き続き、性能面などをみていきます。 |