Edge 11”レビューまとめ 今更買う必要はない製品ですが良いところもある

ThinkPad Edge 11”のレビューをまとめてみたいと思います。

この製品は2010年に発売開始された製品で、現在公式サイトでは取り扱いがないものの、量販店ではまだ購入する事ができます。

掲載しているEdge 11”はインテルのCore i3を搭載した上位モデルで、バッテリーやOSなどある程度のカスタマイズをおこなって当時の価格は8万円半ば。

当時、このサイズのThinkPadはEdge 11”以外にX100eがありましたが、両製品とも携帯性がそこそこ高い事、またThinkPadでありながら価格が安い事など、どちらの製品にも買うメリットが沢山ありました。

しかし現在、あえてこの製品を購入する理由はないと思います。




理由は、まず価格。

量販店でざっと見たところ、Core i3-380UMを搭載したEdge 11”の価格は大体9万円前後。

新しいCPU(Ivy Bridge)が先日登場しましたが、Core i3-380UMはそれからみると2世代前のCPUです。そのCPU搭載で9万円前後は、性能を考えると高すぎます。

現在、同じ位の性能・携帯性のPCなら多分5万円も出せば購入できると思うので、あえて今Edge 11”を買う意味がないのではというのが自分の本音です。

なぜ、そんな高い価格で販売されているのかがよくわかりません。


ちなみに、レノボで販売されている製品の中で考えると、Edge 11”と同サイズの製品ではThinkPad X121eというモデルが存在します。

そちらだと11.6インチのモデルをEdge 11”よりもかなり安価に買う事が出来るので、小さくそこそこ使える性能で安価なノートPCを探している方にはEdge 11”よりもX121eの方がおすすめ。


ただEdge 11”を今買う意味が全くないかというとそうでもなく、Edgeシリーズは今の所(2012年5月7日現在)11.6インチのモデルが存在しませんので、このサイズのEdgeが欲しいという方には良いと思います。

あと、先にも記載したX121eとEdge 11”の筐体は同じ11.6インチでも異なります。

X121eはカーソルキー付近(PgDnやPgUp)のボタンのつくりが簡素化されており、やや使いにくいです。またタッチパッドも一体型なので、タッチパッドを頻繁に使われる方には使いにくいかもしれません。

操作性に関してはEdge 11”の方が上なので、そのような部分を重視される方にはEdge 11”が良いでしょう。

まあでも、自分的にはサブノートとして小さなノートを購入するのならば、Edge 11”よりもX121eの方が価格面でお得だと思います。非常に安いのであればともかく、今の価格設定ではあえて仕様の古いモデルを買うことはないです。




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