ThinkPad Edge E520 のOSを32bitから64bitへ載せ替えた後 メモリを増設

非常に安価に購入した ThinkPad Edge E520ですが、やはりもう少しパフォーマンスを上げたいと思い立ち、最も簡単に出来るメモリの増設を行う事にしました。

ちょうど、安くなっていた頃に購入したメモリもありましたし、メモリを追加する事で多少は性能が向上するはずです。

というわけで早速増設しようと思ったのですが、そういえばこの激安 ThinkPad Edge E520は32bit OSだったような気が・・






やっぱり32bitのWindows 7でした。

32bit OSではメモリを最大4GBまでしか利用できません。(システムが利用する分を考慮するとユーザーが利用できるメモリはもっと少ない)

現在2GBのメモリが搭載されており、4GBまでは追加しても良いと思いますが、それ以上だとメモリが無駄になってしまいます。



一応載せてみる・・

最大8GBまでとレノボの仕様には書かれていますが、16GBのメモリを載せます。(構成的には16GB搭載可能なはずですので)



上は、2GBメモリ搭載時のWindows Exインデックスのスコア。



そして以下は、16GBメモリ追加後のExインデックスのスコア。

プロセッサ   5.1 → 5.1
RAM   5.5 → 5.5
グラフィックス   4.4 → 4.8
ゲーム用グラフィックス   5.6 → 5.5
HDD   5.8 → 5.8

・・やはりメモリの性能は変わりません。

グラフィックスの値がやや向上していますが、これはメモリを追加する事によってグラフィックス側で利用できるメモリが増えたからだと思います。

ゲーム用グラフィックスが下がっているのはよくわかりません。誤差でしょう。



・・仕方が無いので、面倒ですがOSを64bitに換えます。

購入したE520はディスクなしのものですが、手元に利用可能なWin 7のライセンスがあったので、そちらに入れ替えです。OSの再インストールについては単純作業ですので、特にここでは触れません。

64bit OSに変えた後、システムのアップグレードなどを行なっていきます。
レノボの「システムアップデートユーティリティ」を利用すると非常に楽にアップグレードが行なえます。

ユーティリティは、別PCにてレノボの公式サイトのサポートページより落とした後、OSの再インストールを終えた ThinkPad Edge E520の方へ持って来ました。




64bit OSに変えた後。
システムの種類が64ビットオペレーティングシステムになっているのがわかると思います。

なお、このThinkPad Edge E520には購入当初、320GBのハードディスクが搭載されていたのですが、OSインストールのついでに500GB HDDに換えました。HDDは半端に余っていたものです。



64bit OSに変えた後の、Exインデックスのスコア。

プロセッサ   5.1 → 5.1 → 5.3
RAM   5.5 → 5.5 → 7.5
グラフィックス   4.4 → 4.8 → 4.9
ゲーム用グラフィックス   5.6 → 5.5 → 5.5
HDD   5.8 → 5.8 → 5.8

メモリが5.5から7.5へ大幅にスコアアップしました。
メモリ追加に伴ってグラフィックスの値も4.4から4.9へ、プロセッサも5.1から5.3へと若干ですがスコアがアップしています。


数値ではなく実際の性能についてですが、メモリを沢山消費する作業を行なう場合に、以前とのパフォーマンス差を感じます。

16GBものメモリを使う事はあまりないでしょうけれど、例えば動画や画像処理ソフト等は使い方によっては沢山のメモリを利用しますので、こういった場合にメモリに余裕があるとパフォーマンスにも余裕が出ます。
※激安Edge E520ですが、Photoshopで画像処理位の事は出来る性能を持っています。

ブラウザで大量のタブを開いたりする場合にもメモリを消費しますので、そういった場合に違いを感じる事が多いです。

ちなみに、今回仕様に記載された以上のメモリを追加していますが、マシンによっては認識されなかったり不具合が起こる可能性もあります。自己保守を行なった場合、故障したとしてもサポート外となりますので、カスタマイズは自己責任で行なうようにしてください。





pagetop

Copyright © 2012 - ThinkPad Edge ROOM. All Rights Reserved.